第25回 関西 Debian 勉強会 in オープンソースカンファレンス2009 Kansaiへ
Kansai Debian Meeting in Open Source Conference 2009 Kansai Information
ここにはオープンソースカンファレンス2009 Kansaiにて配布した配布物やその他補足情報を掲載しています。
Contents
Debian Live/Installer (lenny) DVD
配布したDebian Live/Installer (lenny) のハイブリッドDVDは DebianLive のlive-helperを用いて作成されました。
Live DVDとして使う
DVDを起動してメニューから Live を選択します。 うまく起動できない場合は、フレームバッファモードで起動するLive (Frame Buffer) や、 すべての起動オプションを無効にした Live (fail-safe fb mode) や Live (fail-safe mode) を試してみてください。
起動オプションについて
通常は必要ありませんが、なんらかの事情により追加する場合は以下のようにします。
オプションを追加したいメニューの上で [e] キーを押しエディットモードに入る。
kernel行の上でもう一度 [e] キーを押し、行の末尾に追加します。
起動オプションの詳細については、DVDのlive/parameters.txtをご覧ください。
プロプライエタリドライバを有効にしてDebian Liveを起動する
今回、間に合わなかったこととあまりテストされていないのでメニューには追加していませんが、関西Debian勉強会配布DVD独自の起動オプションとして、インターネットからNVIDIAやATIのプロプライエタリドライバをダウンロード・インストールして起動するオプションが追加しています。
利用するにはdhcpでインターネットに接続できる環境が必要ですが、以下のオプションを追加して起動します。
nvidia - NVIDIAのドライバを追加。 fglrx - ATIのドライバを追加。
収録ソフトについて
Compiz Fusionを使う
起動後、タスクトレイの fusion-icon (水色の四角)のアイコンを右クリックしてコンテキストメニューを出します。
Select Window Manager >> Compiz
を選択します。
ビデオカードが3Dに対応していない場合はウィンドウが消えますが、その場合は同じようにコンテキストメニューから
Select Window Manager >> Metacity
を選択するとウィンドウは戻ります。
レスキューツールとして使う
レスキューツールとして以下のソフトがインストールされています。
この中でdaemonとして起動するものがありますが、起動時にはすべて止めています。 これらを起動するには、端末から起動してください。 (上級者向けの機能ですので、GUIから操作できるようにはしていません。)
起動例) # /etc/init.d/samba start
* ソフト一覧
partimage partimage-server hfsprogs hfsutils hfsutils-tcltk hfsplus testdisk clamav clamtk afio grub syslinux mbr ddrescue gddrescue samba smbfs blktool sdparm hdparm rsync fdclone dmraid mdadm lvm2 fuse-utils fusesmb ntfs-3g sshfs dosfstools ntfsprogs reiser4progs reiserfsprogs xfsprogs jfsutils mtools mtd-utils genext2fs curlftpfs loop-aes-utils squashfs-tools uuid-runtime
kvm/qemuを使う
このDVDでは、仮想化ソフトのkvmとqemuが使えるようになっています。 kvmは起動時に有効になっているので、仮想化支援が利用できるCPUをお使いであれば、すぐに使うことができます。
アプリケーション >> システムツール >> 仮想マシンマネージャー
CPUの仮想化支援がない場合は、qemuアクセラレータのkqemuが利用できるようにしていますので、こちらをご利用ください。
kqemuを有効にするにはRoot Terminalから以下のようにコマンドを入力して有効にします。
# /etc/ini.d/kvm stop # modprobe kqemu
Debian Installerとして使う
このインストーラを利用してDebianをインストールするには、インターネット接続環境が必要です。ご注意ください。
Debian Live上からインストールすることはできません。ご了承ください。
インストーラーとして使うには、起動時のメニューから Install (GUI) を選択してください。 Debian GNU/Linux 5.0(Lenny)をHDDにインストールすることができます。 インストールの詳しい方法については以下を参照してください。
- Debian JP Project - Debian GNU/Linux クイックインストール解説 (Etch/Lenny 編)
- Debian GNU/Linux 5.0 ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090326/327243/?ST=lin-os&P=1
よくある質問
ログイン画面に戻ってしまいました
10秒待ってください。10秒待つと自動的にログインします。
10秒待たずにログインしたい場合の、ユーザー名とパスワードは以下です。
ユーザー名: user パスワード: live
root権限になるには、どうすればいいですか?
sudo <コマンド>
を使います。ほかには
- Root Terminal を開く
- sudo -s コマンドでrootになる
が、あります。
Debian Live上で作業したデータを保存することはできますか?
はい。保存できます。
事前に書き込みができるUSBメモリなどを用意しておき、以下のようなラベル名をつけた、ext2/ext3のパーティションを用意します。
- live-rw: DVD全体の差分を保存する。
- home-rw: ホームディレクトリのみの差分を保存する。
USBメモリにインストールできますか?
DVDメディアからUSBメモリにインストールするためのソフトは用意していませんが、UNetbootinを使うとGUIで作成できるようです。 筆者が実験したところ、ISOイメージを用意して、UNetbootinの「Disk Image」でISOイメージを選択して作成すると起動するものができました。
Virtualboxでフレームバッファモードで起動するとネットワークに接続できない
Virtualboxでフレームバッファモードで起動すると、ネットワークにつながらないことがあります。
ネットワークのアダプタの割り当てを、 NAT にしていると接続できないようなので、 Bridged Adapter に変更してみてください。
ダウンロード
ISOイメージは以下よりダウンロードできます。
http://files.getdropbox.com/u/987299/osc2009/debian_live-binary-20090707150921.iso
http://regret.nofuture.tv/download/debianlive-osc2009/debian_live-binary-20090707150921.iso
カスタマイズ
live-helperを使ってカスタマイズすることができます。 カスタマイズするためには、10GBほどのHDDの領域が必要になります。
live-helperの設定ファイルはgithubを利用して管理しています。
この設定ファイルを利用して、DVDを作成するにはDebian上から
$ sudo aptitude install live-helper git-core $ git clone git://github.com/nogajun/debian-study-live-cd.git $ make gnome (make lxdeとすればLXDE版を作ることができます)
とすれば、ほぼ同じものが作成できます。
カスタマイズの方法については、このWikiの DebianLive のページを参照するか、lh_config コマンドのヘルプを参考してください。
メニューについて
起動時のメニューの説明です。
- Live
- Live
- 通常の起動モードです。
- Live (persistent)
- 起動時にデータ保存パーティションをマウントして起動します。
- Live (US Keyboard)
- 英語キーボードモードです。
- Live (Frame Buffer)
- 通常のビデオカードのドライバを使わずフレームバッファドライバで起動します。
- Live (fail-safe fb mode)
- すべての起動オプションを無効にしてフレームバッファドライバで起動します。
- Live (fail-safe mode)
- すべての起動オプションを無効にして起動します。
- Debian Installer
- Install (GUI)
- GUIのDebianインストーラを起動します。
- Install (TEXT)
- コンソールモードのDebianインストーラを起動します。
- Install (Expert/GUI)
- GUIのDebianインストーラをExpertモードで起動します。
- Install (ExpertTEXT)
- コンソールモードのDebianインストーラをExpertモードで起動します。
- memtest86+
- memtest86+
- メモリをチェックするmemtest86+を起動します。
