#language ja [[KansaiDebianMeeting|関西Debian勉強会のページ]]へ [[KansaiDebianMeeting/20081107-08|第19回 関西 Debian 勉強会 in 関西オープンソース2008 のページ]]へ = Kansai Debian Meeting in Kansai Open Source 2008 Information = ここには[[http://k-of.jp/2008/|関西オープンソース2008]]にて配布した配布物やその他補足情報などを掲載しています。 <> = Debian Live DVD(lenny) / Debian Installer(lenny) = TeX資料作成ハンズオンバージョン (2008.11.7-8 KOF) == Debian Liveについて == 配布したDebian Live/Installer (lenny) のハイブリッドDVDは DebianLive のlive-helperを用いて作成されました。 以前配布したDebian Liveとの違いは以前の内容に加え、東京エリア・関西Debian勉強会の資料作成、管理に必要なemacs, git, TeXの環境がほぼすべて入っています。 関西Debian勉強会では、このDebian Liveを使い、資料を作成、管理するためのハンズオンを予定しています。 ハンズオン参加のための準備方法については「資料作成ハンズオンの準備について」をご覧ください。 == Live DVDとして使う == DVDを起動してメニューから '''Debian Live''' を選択します。 '''Debian Live(noswap/nopersistent)''' は、通常はスワップパーティションやDVDの差分保存パーティションを探して自動的マウントしますが、このメニューではそれらのパーティションは自動的にマウントしません。 その他、うまく起動できない場合は、'''Debian Live(fail-safe mode)''' を試してみてください。 起動オプションを追加するには?:: 通常は必要ありませんが、なんらかの事情により追加する場合は、起動オプションを追加したいメニューの上で '''「e」''' キーを押し、kernel行でもう一度 '''「e」''' キーを押すと入力できるので起動オプションを追加します。 入力が終わったなら '''「ESC」''' キーで抜け、 '''「b」''' キーでブートします。 Debian Liveの起動オプションはDVD内の ''parameters.txt'' 、Debian Installerの起動オプションは [[http://www.debian.org/releases/testing/installmanual|Debian インストールガイド]] を参照してください。 == Debian Installerとして使う == /!\ このインストーラを利用してDebianをインストールするには、__インターネット接続環境が必要__です。ご注意ください。 インストーラーとして使うには、起動時のメニューから '''Debian Installer''' を選択してください。Debian GNU/Linux 5.0(Lenny)をHDDにインストールすることができます。 インストール方法については現安定版のEtchとほぼ同じ手順ですので下記のURIを参考にしてください。 Debian JP Project - Debian GNU/Linux クイックインストール解説 (Etch 編) :: http://www.debian.or.jp/using/quick-etch/ = 資料作成ハンズオンについて = このDVDを使って行う資料作成ハンズオンですが、会場にはネットワーク環境もなく、時間も限られているので、参加する方は以下の準備をしておいてください。 1. USBメモリにDVDの差分を保存できるようにする。 2. apt-lineのnon-freeセクションを有効にし、poppler-data, gs-cjk-resource, xpdf-japaneseのパッケージをインストールする。 3. debian勉強会の資料リポジトリからリポジトリを複製し、コンパイルできる事を確認する。 == USBメモリにDVDの差分を保存する == Debian Liveは起動時にlive-rwとラベルのついたext2/ext3パーティションをみつけると自動的にマウントしDVDの差分を保存します。 ここではUSBメモリにDVDの差分を保存するための方法を説明します。 用意するもの: * Debian Live DVD * USBメモリ(資料作成ハンズオンの準備には512MB以上) === DVDを起動しUSBメモリをセットする。 === この時USBメモリが自動的にマウントされてしまうので、マウントされたデバイスアイコン上のコンテキストメニュー(マウス右クリックメニュー)から「アンマウント」を選んでアンマウントしておきます。 === 保存パーティションの作成 === 「live-rw」というラベル名でext3パーティションを作成します。 作成方法はGUIでもターミナル、どちらでも構いません。 ==== gpartedからパーティション作成 ==== GNOMEメニューの「システム」→「システム管理」→「PartitionEditor」を選択し、gpartedを起動します。 右上のプルダウンメニューからUSBメモリのデバイスを選び、パーティションを適当なサイズにリサイズ(もしくは削除)し、空いた領域にext3パーティションを作成します。 この時、ラベル名を「live-rw」と名づけることを忘れないでください。 ==== ターミナルからパーティション作成 ==== GNOMEメニューの「アプリケーション」→「アクセサリ」→「Root Terminal」を選択し作業をします。 /dev/sdXnはUSBメモリのデバイスファイル名です(Xはアルファベット、nは番号)。自分の環境に合わせて適当に読み替えてください。 パーティションを確認する。 {{{ # fdisk -l }}} cfdisk(またはfdisk)でパーティションを作成します。 {{{ # cfdisk /dev/sdX }}} 「live-rw」というラベル名でext3でフォーマットします。 {{{ # mkfs.ext3 -l live-rw /dev/sdXn }}} tune2fsでfsckをしないようにしておくのもいいかもしれません。 {{{ # tune2fs -i 0 -c 0 /dev/sdXn }}} もし後からラベル名をつけるときはtune2fsで変更します。 {{{ # tune2fs -L live-rw /dev/sdXn }}} === 再起動して確認する === USBメモリを差したままDVDから起動します。 起動してUSBメモリのパーティションが''/live/cow''ディレクトリにマウントされていれば、差分保存ができます。 == non-freeセクションのパッケージインストール == PDFを読むためにはpoppler-dataパッケージが必要ですが、ライセンスの都合上、DVDに納めることができませんでした。 以下Lennyリリースノートより引用。 {{{ 中国語/日本語/韓国語を含む PDF ファイルの閲覧について ------------------------------------------------------- 今回のリリースより、evince を利用して中国語/日本語/韓国語を含む PDF ファイルを開く際、ほとんどの場合は対応する中国語/日本語/韓国語フォントだけではなく non-free コンポーネントに含まれる poppler-data も必要となります。この poppler-data に含まれる Adobe CMAP データを利用すると、それまで正常に表示ができなかった中国語/日本語/韓国語の文字表示が可能となります。 なお、残念ながら poppler-data パッケージは改変再配布が認められていない non-free コンポーネントのため、デフォルトの「デスクトップ環境」ではインストールされません。evince にて中国語/日本語/韓国語を含む PDF ファイルを正常に表示できないという場合は /etc/apt/sources.list 内、あるいは/etc/apt/sources.list.d ディレクトリ以下の apt line を編集して non-free コンポーネントを利用するように変更してからapt/aptitude のデータベースの update を実施し、poppler-dataパッケージをインストールしてください。 以前のリリースからのアップグレードを行った方への注意:evince では、今回のリリースから Adobe CMAP を参照するプログラムの実装が変わったため、正常な動作を行うには、さらにpoppler-data パッケージのインストールが必要となる点についてご注意願います。 }}} poppler-data以外にも、資料作成ハンズオンにはgs-cjk-resourceとxpdf-japaneseも必要になりますが、それぞれAdobe CMAPに依存しているため同様にこのDVDには含まれていません。 これらのパッケージは自分でインストールする必要があります。 === Synapticからインストール === Synapticを起動して「設定」→「リポジトリ」を開いて以下の個所にチェックを入れます。 * 非フリーな依存関係のあるDFSG適合ソフトウェア(contrib) * DFSGに適合しないソフトウェア(non-free) 「再読込」ボタンを押して、poppler-data, gs-cjk-resource,xpdf-japaneseパッケージをインストールします。 === ターミナルからインストール === Root Terminalから {{{ # sed -i 's#ftp.jp.debian.org/debian/ lenny main$#& contrib non-free#g' /etc/apt/sources.list # aptitude update # aptitude install poppler-data gs-cjk-resource xpdf-japanese }}} == 資料リポジトリの複製とコンパイルの確認 == ホームディレクトリで以下のコマンドを実行します。 (東京エリアDebian勉強会2008年11月資料より抜粋) {{{ $ git clone git://git.debian.org/git/tokyodebian/monthly-report.git $ cd monthly-report $ cp -p git-pre-commit.sh .git/hooks/pre-commit $ make -j4 $ ls *.pdf # 110くらいのPDFファイルが生成されていることを確認 }}} コンパイル作業はマシンにもよりますが、非力なマシンではかなり時間がかかります。 == その他の設定 == LiveCDに入れ忘れた細かなTeX周りの設定です。 === evinceの設定 === evinceでプレビューするとゴシックも明朝もすべてVLゴシックで表示されてしまうので、さざなみゴシックとさざなみ明朝に割り当てます。 割り当て方法は、'''~/.fonts.conf'''に以下の内容で設定します。 {{{ Ryumin Sazanami Mincho Gothic-BBB Sazanami Gothic }}} * 参考: [[http://d.hatena.ne.jp/sasakyh/20081126#p1|lenny で TeX 環境.]] === whizzytexの設定 === whizzytexはemacs上で編集しているTeX文書をリアルタイムでプレビューすることができます。 ホームディレクトリに'''~/.whizzy/whizzy.sh'''という名前で以下の内容のファイルを作ります。 {{{ INITEX="platex -ini" FORMAT=platex LATEX=platex BIBTEX=jbibtex FMT=fmt }}} 使い方はemacs上で '''M-x whizzytex-mode''' とします。 * 参考: [[http://www.netfort.gr.jp/~dancer/column/whizzytex.html.ja|whizzytexの利用方法]] 以上で資料作成ハンズオンのための環境が整いました。 = Debian Liveのよくある質問 = Debian Liveをシャットダウンすると途中で止まります :: シャットダウン中にスプラッシュ画面のプログレスバーが止まりますが、正常にシャットダウン作業がおこなわれています。DVDが排出されたらエンターキーを2回押してください。(1回目でコンソール画面になり、2回目でシャットダウンされます。) Debian Live上で作業したデータを保存することはできますか? :: できます。資料作成ハンズオン準備を参照してください。 Debian Live上からDebian Installerを起動してHDDにインストールすることはできますか? :: 残念ながらできません。([[http://www.google.com/search?q=debootstrap|debootstrap]] を使ってすべて手作業で頑張るという手段はあります :o ) ネットワークがつながりません :: dhcp環境下では自動的にIPを取得しますが、まれに取得に失敗することがあります。その時は右上のNetworkManagerアイコンをクリックして '''''有線ネットワーク''''' を選ぶと取得できます。固定IP環境下の場合はツールバーのメニューから、 '''''システム''''' → '''''システム管理''''' → '''''ネットワーク''''' から手動で設定してください。無線LANについてはドライバが対応していれば NetworkManager から接続できます。 VirtualPCで起動しません :: 既知のバグです。([[DebianBug:463606|bug#463606]]) VirtualPC以外 ([[VirtualBox]]や[[QEMU]]など)の仮想化ソフトをご利用ください。 = Debian Liveのダウンロード = 以下のサイトにて配布DVDイメージファイルを配布しています。 * http://regret.nofuture.tv/download/debianlive-kof2008/ = Debian Liveのカスタマイズ = live-helperの設定ファイルは[[http://github.com|github]]を利用して管理しています。 資料作成ハンズオン準備の「USBメモリにDVDの差分を保存する。」を参考にUSB HDD上に差分保存パーティションを用意することにより、LiveDVD上でカスタマイズすることができます。 カスタマイズには10GBほど容量が必要になります 同じものをビルドするには、以下のコマンドでビルドすることができます。 {{{ $ git clone git://github.com/nogajun/debian-study-live-cd.git $ cd debian-study-live-cd $ make }}} live-helperの設定を変更する事により、さまざまなカスタマイズすることが可能ですので、ぜひチャレンジしてみてください。 カスタマイズの方法については、このWikiの DebianLive のページを参照するか、{{{lh_config}}} コマンドのヘルプを参考してください。 DebianLive - Debian Wiki:: http://wiki.debian.org/DebianLive Debian Live Manual:: http://alioth.debian.org/~lamby-guest/live-manual/html/ nogajun's debian-study-live-cd at master ― GitHub:: http://github.com/nogajun/debian-study-live-cd/