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    * 中国語の簡体・繁体変換などの付加機能がある。
      * この点がibusより強く、fcitxが中華文化圏で絶大な支持がある理由。
    * 使いやすいGUIコンフィギュレーションも以前は少なかったが最近では豊富。
      * ただibusも悪いとは思わない
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== ibus maintainerによるibusとfcitxの認識 ==

  * サポート言語の数自体は大差ない。 問題は品質。(libm17n-0経由だと使い勝手は悪い)
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= 他言語の状況 =

== ibus maintainerによるibusとfcitxの認識 ==

  * サポート言語の数自体は大差ない。 問題は品質。(libm17n-0経由だと使い勝手は悪い)
  * ただ、中国語の簡体・繁体変換などの付加機能がfcitxにあり、これの点がfcitxはibusより強いようです。これが中華文化圏で絶大な支持がある理由のようです。
  * 使いやすいGUIコンフィギュレーションも、以前はfcitxは少なかったのですが最近では豊富な様です。(ただibusも悪いとは思わないです。)

== taskのサポート状況 ==
= taskのサポート状況 =

Debian 10 / Buster でuim からIBus or fcitx に移行するためのメモ

  • 目的
    • Debian 9 / Stretch では 日本語のデフォルトIMフレームワークとして、uimを採用しているが、Upstreamの開発停滞 により、最新のGUI(Qt5/Gtk3.x)等でのサポートが困難となっている。このページでは、次期リリースである Debian 10 / Buster で日本語のデフォルトIMフレームワークについての検討を行う。 主な議論はMLの上で行い、状況をここに記録する。
    • https://lists.debian.or.jp/pipermail/debian-devel/2017-September/000094.html

A.I.

  • IMの自動設定方法調査
    • gsettings 等でできるはず。
  • IMFの決定(ibus, fcitx)
  • tasksel の対応
  • Debian 10 / Busterに向けてのデバッグ

各IMフレームワーク の状況/問題点

ibus maintainerによるibusとfcitxの認識

  • サポート言語の数自体は大差ない。 問題は品質。(libm17n-0経由だと使い勝手は悪い)

日本人/日本語に関係しそうな IM

  • anthy

    • 基本、最近も細かなアップデートが続いている。
  • skk

    • EMACS使いの方に根強い人気があり。キーバインディングが独特。
    • さまざまな実装あり。
  • mozc

    • 使えるCPUが限定 (amd64 arm64 armel armhf i386)
    • 学習辞書結果がデーターで使われますが、元データからの再生できないので改良がしにくいバイナリー状態なのも嫌なところ。
  • kkc

    • 変換精度がいまいちです。イメージはanthy代替だったのかもしれませんが、開発が停滞中?

Debian のサポート状況 (2017/10/09)

IM/IMF

ibus

fcitx

uim

anthy

(Anthy 0.3)※4※5

※5

kkc

mozc

skk

※1※2

※2

※3

  • ※1 ibus-skk is dead upstream.

  • ※2 libskk is dead upstream.

  • ※3 no support for UTF-8
  • ※4 anthy 1:0.3-5.1がNEWからunstableに受け入れられればFTBFSなどの問題は解消するはず。
  • ※5 fcitxもibusもanthy1:0.3-5.1の新しいライブラリーに切り替えてリビルドしていくことが望ましい。その際はUTF-8に設定する必要あり。

上記のIM以外に scim がありますが、scimはQt5サポートはない (875250) し、あまり動きがありません。

taskのサポート状況

  • 2017/09/10 の時点ではFcitxをサポートしている言語が多い。
  • Ibus をサポート
    • task-korean-desktop
  • Fcitx サポート
    • task-amharic-desktop
    • task-chinese-s-desktop
    • task-kannada-desktop
    • task-malayalam-desktop
    • task-telugu-desktop

gsettings

今は「gconf」ではなく「gsettings」で「dconf」に設定関係は登録する 「dconf」の内容は「dconf-editor」でみられる。

$ gsettings list-keys org.gnome.desktop.input-sources 
show-all-sources
xkb-options
per-window
current
mru-sources
sources
$ gsettings get org.gnome.desktop.input-sources sources
[('xkb', 'us'), ('ibus', 'anthy')]

以上の延長で「set」を使うなどする?